山中湖の周辺は1周が約14kmとなっており、サイクリングにちょうどいい距離。富士山を眺めながら走る湖畔の道は気持ちがよく、アクティビティとしても人気があります。サイクリングの立ち寄りスポットとして意外にもおすすめなのは「神社」。実は山中湖周辺には複数の神社が点在していて、それぞれに異なったご利益があります。今回は当ホテルから自転車で20分程の距離にある神社をご紹介します。
縁結び・子授け・子宝・安産・子育てにご利益 「山中諏訪神社」
おすすめ神社の一つ目は、山中湖の東側にある「山中諏訪神社」。ここには”豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)という安産の神様が神様が祀られていて、毎年9月には安産祭りも行われているそうです。サイクルスタンドもあるので、自転車でも安心して訪問する事ができます。もちろん駐車場もあるので、お車でも大丈夫。
神社の境内はとても静かで、しんとした澄んだ空気に包まれています。神札授与所では安産や子宝などのお守りが売られていて、全国から安産のお礼が寄せられるほどご利益があるそうです。子育てにもご利益があるので、ご家族で訪れるのも良いかもしれません。
山中諏訪神社を出たところには、大きな土俵が。”土俵は神様が宿る場所”と言われていて、昔は五穀豊穣を占う為に相撲が執り行われていたそうです。神事相撲とも呼ばれ、各地の神社に土俵があるのはその為なのだとか。
山中諏訪神社から歩いて行ける”山中浅間神社”
もう一つのおすすめ神社は、山中浅間神社。山中浅間神社は山中諏訪神社に隣接しています。道路を挟んでいますが、歩道橋を渡り歩いていく事ができます。歩道橋を渡ると徒歩約1分。表の道から回っていっても徒歩5分程なので、片方を訪ねられた際は、ぜひもう一方にも立ち寄ってみてください。
山中浅間神社に向かう途中、大きな木を発見!かつてこの神社を見守っていた御神木だそうで、台風により倒れてしまったそう。それからこうして大切に奉納されているそうです。芸術的にも思える姿や迫力に、思わず目を奪われます。一見の価値アリなので、神社に行かれた際はぜひ見に行って見てください。
山中浅間神社のご利益は山中諏訪神社と同じく安産、子育て、子宝など、お子さまにまつわること。入口では、狛犬がしっかりと神社をお守りしていました。
私たちが訪ねた日は、山中湖で雪が降った後でした。雪が積もった神社もなんとも風情があります。木々が緑に色付く夏にはまた違った顔を見せてくれるので、一年中どの時期でもおススメです。(※冬季は雪や凍結に十分ご注意ください)
連なる赤い鳥居がフォトジェニック!山中出口稲荷神社
最後にご紹介するのは、山中浅間神社から自転車で4分程の場所にある「山中出口稲荷神社」。歩いても10分程で行くことができます。
この神社の特徴は、なんといっても何本も連なる赤い鳥居!複数鳥居がある場合、くぐる為に神聖度が高まると言われています。この鳥居を見に行くだけでも、価値があります。
山中出口稲荷神社は、五穀豊穣と商売繁盛を願って京都の伏見稲荷からお稲荷様を勧請して建てられた祠だそう。鳥居を潜り抜けると、たくさんのお稲荷さんが見守っていました。
山中湖周辺は、冬にはー10℃を下回る事もあるほど寒い地域。その為、昔も積雪で馬が転倒して事故が起こったりしていたそうです。そこで馬の安全を願って建てられたのがこの神社の始まりと言われています。旅の安全を祈願して、お参りしましょう。
今回ご紹介した神社の他にも、山中湖周辺には神社がたくさんあります。神聖な場所で心地よい空気に包まれながら穏やかに過ごすのは、とっても気持ちが良いのでオススメです。サイクリングやドライブの際には、ぜひ立ち寄ってみては?
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