以前山中湖から行ける観光スポットとしてご紹介した忍野八海。
そんな忍野八海がある“忍野村”に、もう一つのおすすめスポットがあります。
それが“さかな公園”です。
ユニークでかわいい名前のさかな公園は、わくわくがいっぱい!
お子様連れの方はもちろんですが、大人同士で訪れのにもぜひおすすめしたいスポットです。
さかな公園とは?
さかな公園は、”水を知り、水とたわむれ、水を育む”を合言葉にした水と森のテーマパークで、富士湧水の里水族館(森の中の水族館)、森の学習館、芝生公園が集まっています。
学習館や公園は無料で利用できます。水族館の入場料も大人420円、子供は200円と良心的。
駐車場も広いので、気軽に遊びにいけますよ♪
川のお魚に魅せられる「森の中の水族館」
森の中の水族館は、全国でも珍しい淡水魚の水族館。
水族館というと海のお魚のイメージがありますが、ここでは川や池など淡水に生息する生き物の生態を知ることができます。
淡水魚といえば、コイやマス、キンギョなどが有名です。
例えば”マス”。マス、と聞くと、真ん中あたりが赤く色づいたニジマスなどがメジャーですが、実はたくさんの種類がいます。
同じマスでも、種類が違えば見た目もいろいろ。サイズ、色、それぞれに異なる特徴があるので、一つの水槽に並んで泳いでいる様子は何とも神秘的。
いろんな種類を網羅してくれているので、大人でもわくわくが止まりません。
日常ではあまり見かけないような愛らしい姿のハゼ、すっぽん、ウナギなど、珍しい生き物もたくさんいるので、見ごたえばっちり。
美しい金魚や、可愛らしい小さなクラゲなど、ずっと飽きることなく見て回ることができます。
最初から最後まで楽しめる工夫がいっぱい!
森の中の水族館は比較的コンパクトな水族館です。しかし、過ごせる工夫がいっぱい!
例えば、入場してすぐのスロープ。かわいいお魚のライトが館内へ導いてくれます。
他にも、最初の方に出会うコイやマスの水槽の前には、なんと畳が設置してあります。
畳に座りながらお魚を眺められるとは、、!
不思議な感覚ながらも、新しい体験でわくわくします。
しかもこの水槽、なんと屋外の池とつながっています。
直接池とつながっているなんて、森の水族館ならではですね。
水族館から出て改めて上から池を覗いてみると、さっき水槽からみたお魚がたくさん泳いでいる姿が見えました。
バイバイしたばかりの友達にまたすぐに会えたようなうれしさがありました。
中には、お魚に囲まれたような気分になれるスポットも。
館内に足を進めていくと階段があらわれ、降りるていくと水槽に真ん中に立つことができるようになっています。
上も横もお魚さん。池の中に入ったような、幻想的な光景でした。
楽しいだけではなく、お役立ちコーナーも
水族館には、自由に入れるシアターや、学習コーナーもあります。
学習コーナーには図書がたくさんおいてあるので、夏休みには自由研究にも良いかもしれませんね♪
ちなみに大人にはレシピコーナーもおすすめ。
川魚というと日常の食卓にあまり馴染みがありませんが、おいしそうなレシピを紹介してくれています。キャンプ飯の参考にもなりそうです。
入場無料で楽しく学べる!「森の学習館」
森の水族館を出て公園をさらに奥に進むと、森の学習館があります。
ガラス張りのおしゃれな建物で、一見するとインテリアショップのよう。
とても入りやすい雰囲気で、大人同士でも気軽に立ち入りやすくなっています。
水族館と同じく屋内施設になるので、雨の日にじっくり見て回るのもおすすめです。
(※公園は屋外です。施設間の移動には傘などが必要ですので、ご注意ください。)
館内はおしゃれなウッド調で落ち着いた雰囲気。
ここでは、森の植物や動物について、楽しく学ぶことができます。
学ぶ、というと少しお堅い感じがしますが、館内に堅苦しさはありません。
大人も思わず「へー!」と言いたくなるような知識がたくさんで、知的好奇心をくすぐられます。
館内はどんぐりや薬草といったような、身近なテーマで展示が展開されています。
触れて良いものも多いので、お子様も楽しみながら見て回ることができるようになっています。
私がひときわ印象に残っているのは、100%自然の香り袋。
香り袋が並んでおいてあり、袋の中にはどうやらいろんな植物の葉が入っている様子。
試しに“クロモジ”と書いてある袋を手に取って揉んでみると、、、なんと不思議!甘い香りがする!
驚いていると、学習館のスタッフさんが「植物の葉は、揉むといろんな香りがするんですよ。ぜひいろいろと手に取って、試してみてくださいね」と、優しく声をかけて教えてくださいました。
植物の葉を揉むとこんなにいい香りがするなんて知らなかったし、揉んでみようと思ったこともなかった私には、天然の香り袋はまさに目からうろこ。
大人になっても、新鮮な驚きには胸が高鳴るものですね。
学習館では森のことだけでなく、忍野村のことや富士山のことについて学べるコーナーもあります。
方言の展示などもあって、思いがけず長い時間滞在していました。
大きな遊具にお子さまもわくわく!「さかな公園」
さかな公園には、広い芝生公園があります。大きな遊具もあって、お子さまが遊ぶのにもってこいの場所です。
また、公園内には小さな池や、小さな滝があって、そこに流れる澄んだ水がまた美しく、お散歩するだけでも癒し効果バツグン。
お天気のいい日は、少し歩いてみるのもおすすめです。
今回は忍野村にある”さかな公園”についてご紹介しました。
公園は屋外ですが、各施設は屋根があるので雨の日でも楽しめます。
童心にかえって生き物に触れると、新鮮な驚きに出会えるかもしれません。
山中湖や忍野村にお越しの際は、ぜひ行ってみてくださいね♪
施設情報
開館時間:AM9:00~PM5:00(水族館は7月~9月のみPM6:00まで)
休館日 :毎週火曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12月28日~1月1日)
夏休み期間(7月21日~8月31日)は無休
入場料 :富士湧水の里水族館(森の中の水族館)
大人…420円
小・中学生…200円
幼児…無料
森の学習館…無料
お問合せ:富士湧水の里水族館(森の中の水族館) 0555-20-5135
森の学習館 0555-84-7261
URL :http://morinonakano-suizokukan.com/
所在地 :〒401−0511 山梨県南都留郡忍野村忍草3098−1
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